クイックスタート
このガイドでは、一般的な QA セッションの流れを説明します。インストールの手順がすでに完了し、コーディングエージェントに aqua の MCP サーバーが接続されていることを前提としています。
aqua の仕組み
Section titled “aqua の仕組み”aqua はコーディングエージェントを通じて使います。テストスクリプトを手書きする代わりに、自然言語でテストしたい内容を伝えると、エージェントが QA プランを構築して実行します。
一般的なセッションの流れは以下のとおりです。
| ステップ | あなた | エージェント |
|---|---|---|
| 1. セッション開始 | コーディングエージェントのセッションを開く | プロジェクト設定を検証 |
| 2. 環境セットアップ | テスト対象を伝える | 環境ファイルを作成 |
| 3. QA プラン作成 | テストしたい内容を伝える | コードベースを読み込みプランを構築 |
| 4. レビューと調整 | プランにフィードバックを返す | プランを調整 |
| 5. 実行 | 実行を依頼する | プランを実行し結果を報告 |
| 6. 知見の保存 | — | プロジェクトメモリに知見を保存 |
1. QA セッションの開始
Section titled “1. QA セッションの開始”コーディングエージェントで新しいセッションを開きます。QA プランニングではエージェントがコードベースを広範囲に読み込むため、通常の開発作業とは別の専用セッションで行うことをおすすめします。セットアップ方法はインストールを参照してください。
エージェントが aqua のプロジェクト設定を検証します。不足があれば教えてくれます。
プロンプト例:
このプロジェクトで aqua が使えるか確認して。
2. テスト環境のセットアップ
Section titled “2. テスト環境のセットアップ”テスト対象の環境について伝えます — ターゲット URL や必要な認証情報などです。
プロンプト例:
ローカルの API サーバーが http://localhost:3000 で動いている。“local” という名前で環境をセットアップして。
エージェントが .aqua/environments/local.json に環境ファイルを作成します。ターゲット URL やテストに必要な変数が含まれます。このファイルはプロジェクト内にローカル保存され、セッションをまたいで再利用可能です。環境ごとに一度セットアップすれば、以降のセッションではそのまま使えます。
以前のセッションで環境を作成済みであれば、このステップはスキップできます。エージェントが既存の環境を一覧表示し、そのまま利用できます。
シークレットやプロキシ設定を含む環境設定の詳細は、環境設定ガイドを参照してください。
3. QA プランの作成
Section titled “3. QA プランの作成”テストしたい内容を伝えます。大まかな指示でも具体的な指示でも構いません。エージェントがコードベースを読み込んで、アプリケーションの構造を理解したうえで適切なテストシナリオを構築します。
プロンプト例:
ユーザー登録 API の QA プランを作って。正常系と、メール重複や必須フィールド不足などのエラーケースをカバーして。
この PR で新しいチェックアウトフローを追加した。カート、決済、注文確認まで一通りテストする QA プランを作って。
ログインページのブラウザテストプランを作って。正しい認証情報、間違ったパスワード、ロックされたアカウントでテストして。
エージェントが QA プランを提示します。各プランは 1 つ以上のシナリオを含み、各シナリオには一連のステップ(HTTP リクエストやブラウザ操作とアサーション)があります。
プランを確認し、フィードバックを返します。たとえば:
決済ゲートウェイがタイムアウトした場合のシナリオを追加して。
ログインページは submit ボタンではなく
data-testid="login-button"を使っている。セレクタを修正して。
エージェントがフィードバックに基づいてプランを調整します。実際には、まずプランを実行してみて、その結果をもとに改善していくことが多くなります — セレクタの修正、アサーションの調整、不足しているシナリオの追加など。実行、確認、改善のサイクルを繰り返すことで、信頼性の高い QA プランを構築できます。
QA プランの構造についての詳細は、QA プランガイドを参照してください。
4. プランの実行
Section titled “4. プランの実行”プランの内容に納得したら、エージェントに実行を依頼します。
プロンプト例:
local 環境に対してプランを実行して。
エージェントが各シナリオとステップを実行し、結果のサマリーを報告します — どのステップが成功し、どれが失敗したか、エラーの詳細が含まれます。aqua の Web UI でも完全な結果を確認できます。
コーディングエージェントを介さずに、CLI から直接プランを実行することもできます。詳しくは CLI リファレンスを参照してください。
実行、結果の確認、プランの再実行についての詳細は、実行ガイドを参照してください。
5. プロジェクトメモリの保存
Section titled “5. プロジェクトメモリの保存”セッションの最後に、エージェントが得られた知見をプロジェクトメモリに保存します。プロジェクトメモリはセッション間で共有される永続的な知識ベースです。保存される内容の例:
- UI 要素の安定した CSS セレクタ
- 認証フローの詳細
- アプリケーション固有の制約や注意点
- このコードベースに対するテスト作成のコツ
次回あなた(またはチームメンバー)が QA セッションを開始すると、エージェントがプロジェクトメモリを読み込み、ゼロからではなく蓄積された知見をもとに作業を進めます。
プロジェクトメモリの詳細は、プロジェクトメモリガイドを参照してください。
次のステップ
Section titled “次のステップ”- QA プラン — プランのデータモデル、バージョニング、ステータスライフサイクル。
- 環境設定 — ターゲット URL、シークレット、プロキシの設定。
- 実行 — プランの実行、結果の収集、Web ダッシュボード。
- CLI リファレンス — aqua-cli の全コマンドとオプションの完全なリファレンス。